てっぺいしゃんの小講義Bパイロット版を受けに
練馬まで行ってきた。
東横線が乗り入れて横浜から1本とはいえ、遠かった。
そこまで行って、食欲がなくなるほどやられたよ
小講義Aの
キリスト教ばっさり 本当のイエスとは?
に続き、
小講義Bは
仏教ばっさり 真のブッダとは?
という触れこみ。
ところがしょっぱな1時間の、
仏陀の話でも仏教の話でもないところで
すでにやられたね
というか、仏教と関係ないからこそかも。
我が家はホントの無宗教(祖父母のお蔭で父がどこにも属してない)で
わたしは大人になって自分でカトリックの洗礼を受けたので、
お寺にもお経にも仏教的な世界観にも
ほとんど触れていない。
思い入れも反感も知識も ほぼ何もないフラットな感じ。
なので てっぺいしゃんが仏教をぶった斬りにしている部分に関しては
なるほど そういうことだとすれば、
仏教はカスどころか害なわけですねー
と納得する感じ
むしろ小講義Aの方がわたしは痛かったですわ
やられたのは、
宗教観の前提ともなる時間の捉え方について。
時間には円環時間と直線時間があって
それは気候風土とも深く関わるもので
そこに暮らす人々に どうしようもなく沁み込む。
うんうん、そうだよね。
自分は円環族だと知っていたし。。。。
だけど、
そのネガティブサイドを全く意識したことがなかった
ここは痛かったなーーーーー
今回の講義はスパッと斬るというより、
ボディブロー喰らって内臓のダメージがじわじわ効いてくるような
この講義、もう一つポイントがあって、
女性という存在についての扱いから
パートナーシップの大切さについて。
小講義Bの副題は「恋と仏教」なんだよ。
これもさ、なんというか
各時代の各地域の女性の無念や哀しみや
ぶけるところのなかった怒りやらが
全部覆いかぶさってきちゃうような
いいようのないやるせなさに襲われて
ホントにげんなり
この講義 10時~14時となっていて
皆がランチはどうしたらいいでしょう?って
心配してたら、講師殿が
「いや、夕飯まで心配ないと思うよ。食欲なくなるから」
って言ったんだけど、
まさにまさに。(夕飯はさっき食べたけどね)
本家のヴィッパーサナ瞑想やマインドフルネスが
実はどこを目指しているのか、の解説がとどめで
これを聞いたら
げんなりするわ、頭は痛くなるわ。
最後のてっぺいしゃん流の
「無我」「縁起」「解脱」「慈悲」の解釈はお見事
自分の判断だと思っていたものの正体を知り
その縁に氣付いて、
円環から抜けて
抜けられたものが苦しんでいるものを救う
まさに連続講義の副題『異化と反転の哲学』だった。
そうそう改めて哲学の定義も知って
本当の哲学と疑似哲学を見分ける大切さも
学べるよ
3時間半の講義
使う資料は8冊。